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漢方薬

【漢方薬3】覚えよう!桂枝湯

漢方女史

風邪の引き始めに処方される漢方薬「桂枝湯」を覚えましょう!

『風邪の引き始めに葛根湯』というCMがありましたが、誰にでも合うとは限りません。

風邪の引き始めに汗をかいていたら、桂枝湯がおすすめです。

自汗を掻いている→気の固摂作用の失調→体力が無い人

と判断するからです。

葛根湯は自汗が無い、体力が中程度以上の人の処方になります。

配合されている生薬はこちらです。

桂皮、芍薬、生姜、大棗、甘草

生薬は芍薬1つというシンプルな処方です。

芍薬無しなら、自宅で煎じることも出来そうですね。

桂枝湯はどんな症状に効くの?

八網弁証表証、寒証、虚証
気血水なし
臓腑
薬効分類解表剤
漢方女史

肺には体表部の防衛機能があります。

従って、臓腑は肺になります。

桂枝湯の生薬① 芍薬

緊張して硬くなった筋肉を解す。

血を滋養する。

婦人科系の処方でよく使われる。

桂枝湯の食薬

桂皮・・・温め効果、発散

生姜・・・温め効果、発散

大棗・・・調和

甘草・・・調和、痛みの緩和

桂枝湯 まとめ

桂枝湯は自汗がある人の風邪の初期症状に処方される解表剤です。

配合されている生薬は芍薬一種類。食薬は桂皮、生姜、大棗、甘草です。